【Trend Check】過去100年間のメイクトレンドの驚くべき変化

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過去 100 年に渡って
どんなメイクが流行ったのでしょうか?
振り返ってみると、メイクは世の中の景気や
文化の流行と強く結びついており、
女性の化粧から社会の移り変わりが
読み取れると言われるほどです。
今回は過去 100 年間の歴史の変遷
おさらいしながらメイクトレンドを
振り返りましょう。

1920年代
大胆なメイクが流行

20 年代は代表的なが舞台に
登場した時代。細く垂れ下がった
眉毛にコールアイライナーが特徴。

また、女性の
社会進出に
伴い、
20 年代までは

水商売の象徴と
捉えられていた

口紅のひき方に人気が
集まりました。

1929
世界経済危機(大恐慌)

1930年代
保守的なヘアメイクに

大恐慌時代には控え目な
グレーのライナーが流行。
その中で、目元をさらに優しく見せる
グレタ・ガルボが
広めた
イブニングメイク
主流に。

1939
第二次
世界大戦開始

1940年代
カジュアルメイクに変化

第二次大戦の戦時下、
女性は「後方支援」で現場の
労働力として求められた。
40 年代のメイクと言えば、
強さを示すためのくっきりと
描いた眉毛と赤い口紅が特徴。
一方、シャドウとライナーは
控えめでナチュラルに近い。

第二次世界大戦終結

1950年代
ヘアメイクに女性らしさが回帰

戦争が終わり、ヘアメイク
にも女性らしさが見られ始める。
太い眉毛と赤いリップは
40 年代から引き継がれ、
さらに 50 年代に活躍した
マリリン・モンローや
オードリー・ヘプバーンから
広がったはっきりとした
2 重まぶたに優しげな
ウインクライナーで仕上げた
キャットアイメイクが誕生!

戦後の経済成長期

1960年代
ヘアメイクがかつてないほど自由に

定番の赤い口紅は淡いピンクに変化。
代わりに、アイメイクが命に!
カラフルなアイシャドウに
「付けまつ毛」や「2 重アイラ
イン」が特徴。
目をパッチリに見せる大人
ガーリーの「ドーリーメイク」
が一世を風靡。

反戦運動や急激な工業化に対する反戦ブーム

1970年代
退廃的なメイクが主流に

ヒッピーのディスコルック
主流になり、クリーミーなシャドウに
コールライナーが定番化。
パンクの流行で 60 年代の
吊り上がったキャットアイから
目の下にシャドウを入れた
タレ目が流行り、それに合わせ
て大胆な形のアイラインが流行。

陶器のような肌が美の基準だっ
た時代が終わり、Farrah Fawcett
( ファラ・フォーセット ) などが
取り入れた健康的な印象の
自然な小麦肌が大流行。

バブル経済

1980年代
色遣いが鮮やかに

ダイアナ・ロスなどの影響で
赤リップやビビッドな
ホットピンクをはじめとする
色鮮やかなアイシャドウに
しっかりと発色するチークを
合わせたディスコメイク
流行。

1990年代
ソフトな印象に

白っぽいグリッターが入った
ブルーやピンクのパステ
ルアイシャドウが流行。
この頃から空前の細眉ブー
ムが到来し、80 年代に流
行した太めの眉とは
正反対の極細のアーチ眉
人気に。

そのほかにも、
ケイト・モスをはじめと
するスーパーモデルたちが
取り入れたヌーディーな
モードメイクも人気も
集めた。

バブル崩壊

2000年代
ヌーディーメイクに変化

90 年代までにトレンドに
なったカラフルなメイクとは
異なり、この時代はヌード
カラーを基調とした
カラーレスなメイクが人気に!

キャンディカラー
アイシャドウとリップ、
また、唇のツヤを出す
グロッシーリップが流行に。
そのほかにも目を囲んだ
スモーキーなアイメイク
トレンドになった。

眉毛とリップのトレンドは 経済にも連動している!?

アメリカから世界に経済危機が
広がった 30 年代
公害問題の表面化や反戦運動の拡大、
石油ショックが起きた70年代、
平成不況に突入した90年代後期~
2000年代初期
不安定な時代には細い眉が流行しました
これに対し、戦後の高度経済
成長期の50~60年代、
バブル景気に沸いた80年代~
90年代初期には太い眉が流行しました。
眉毛だけではなく、
景気が良くなると、真っ赤なリップ
も復活する傾向があるそうです。
近年、日本では現在 80 年代を
彷彿とさせる太眉&赤リップが
流行っているため、これは経済が
良くなっている兆しかも .. ?!

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