比較文化 【和流・韓流・華流】ファッション丸分かりガイド カルチャー views:60 ファッション大国の3ヶ国ですが、同じアジアでもファッションにおけるトレンドや流行には差があります!今回、中国出身のセパルフェスタッフVickyがこの差についてご紹介します! 名前:Vicky年齢:アラサー身長/体重:162cm/50~56kg専攻:ファッションデザイン前職:某大手アパレルメーカーデザイナー Example: White Pants さて、早速ですが、どんな差があるのか簡単に紹介をしていきましょう! 日韓中ファッションにおける意識の差が分かりやすいように、1つの共通アイテムをベースに比較します。 例えば同じ白いストレートパンツを取り入れた場合、それぞれどのようなコーディネートになるでしょうか? Japanese Style小物をオシャレに取り入れるコンサバファッション 全身はふんわりとしたシルエットですが、シャツを片方だけインすることでメリハリを出します。エッジの効いたアースカーラーの小物やアクセサリーを取り入れて、オシャレ度もグンとアップ!カチッとし過ぎず大人かわいい雰囲気を演出します。 Korean Styleボディラインが際立つセクシーな辛口スタイル パープルのゆったりシルエットのシャツの裾をリボンの様に結んでシャツのシルエットを崩し、ボディラインを強調!トップスで肌見せした腰の分を、ボトムスで引き算!抜け感をプラスしてクール感のあるセクシーなシルエットに甘めのパステルカラーとキレイめのリボンで女子らしさを上手にアピール。 Chinese Styleメリハリのある大人らしいスタイル はっきりとしたシルエットならメリハリ感が出るボックスコート!丈も今っぽいチョイスです。柔らかい白いストレートパンツをベースに赤のかっちりボックスコートをアクセントに取り入れて、上品さを感じるコーデに。秋冬でも明るい雰囲気に大変身!また、赤のトップスで顔回りも華やかにみせることが出来ます。一見シンプルなシルエットでも、赤を差し色にして華やかに♪ 日流・韓流・華流それぞれの代表的なコーデは? ファッションの流行やトレンドは毎年変わりますが、日韓中は大衆の好みも取り入れつつ、各国ならではの流行りのコーデを創り出してきました。それでは、筆者の目線から日韓中の代表なコーデのポイントをまとめてご紹介します Japanese Style Point カラー: 落ち着いた大人っぽいくすみカラー サイズ感: 体形を隠せるゆるっとしたサイズ スタイル: レイヤードの多いオールオーバーサイズのスタイル 小物: シンプルなコーデをオシャレに見せるため、帽子やアクセントとなるアクセサリーなどをよく身に付けます。 「自然にオシャレ」のニュアンスをシルエットで取り入れたスタイル。オーバーサイズを重ねて着して、体形がわからないふんわりとしたシルエットが好みのようですレイヤードアイテムを取り込れることで、シンプル過ぎる印象を与えないようにすることがポイント。 Korean Style Point カラー: 元気溢れるパステルカラー サイズ感: ボディラインを強調するようなぴったりサイズ スタイル: ストリート感の中にセクシーな雰囲気の漂うスタイル 小物: 帽子や眼鏡、バッグなどをプラスしてポイントに。 長めのボトムスを取り入れて、すっきりとしたシルエットが好まれるようです。ボトムスを引き立てる為に、トップスにボリューム感のあるアイテムを組み合わせる事が多く、足をすっきり見せるスキニーは韓国スタイルの定番アイテムとなります。 Chinese Style Point カラー: 映えやすい華やかカラー サイズ感: 体にフィットするジャストサイズ スタイル: 強さと色気を兼ね揃えたメリハリ感のあるスタイル 小物: バッグやアクセサリーは控えめに身に付けます。 全身の縦長ラインを重視しつつ、機能性とデザイン性を共に求めるのが好みのようです。はっきりとしたシルエットにメリハリや抜け感を足すことで、女性ならではの強さを演出します。また、ボトムスより、顔回りがキレイに映えるトップスにこだわる傾向もあります。