【比較文化】世界の「へぇ~!!」情報をお届け! カルチャー views:38 世界に様々なテーブルマナーがあり、日本と全く異なる場合もたくさんあります。例えば日本ではお茶碗が左、汁椀が右と決められていたり、肘をつくのは行儀が悪いと言われていますが、外国では特にそのようなルールはありません。今回は「へぇ~」と思うテーブルマナーの一部をご紹介させていただきます KOREA 韓国食器は持たずに食べる! 韓国では昔、器が金属で作られていました。そのため、今よりすごく重かったようで「重い」から「持たない」という習慣が今も残っているようです。それが食事のマナーになったんだとか。※お膳が遠くて置いたまま食べるには不便な場合など、 状況によっては器を手にすることもあります。 RUSSIA ロシア食材を大切にする! ロシアでお酒を注がれたら最後まで飲み干しましょう。飲み残すのは縁起が悪いとされます。また、ロシアの冬は長くて寒いため生き延びるにはカロリーが必要!という考えが昔からあるため、パンがすべての料理についてきます。パンをあまらせることは不吉なことと考えられているので、料理の煮汁や肉汁もパンでさらってきれいに食べきるのがマナー。 ロシアでは、ロシア料理の次に日本食のレストランが多く、その数なんと 2600 店以上!うどん、寿司、焼き鳥、すき焼き、お茶漬けなど幅広くあり、料理はどれもロシア風にアレンジされているんだとか!女性の店員さんはかんざし風に頭に箸を刺していることもあるようで、すごく斬新です! (笑) AFGHANISTAN アフガニスタンパンにキスをする!? アフガニスタンの食卓で、 もしもパンを落としてしまった場合は、 拾ってキスし、額にかかげてから 食べなければいけません。 この一連の動作は食物に対する 尊重を表しているんだとか。 #年末の過ごし方編 SPAIN スペイン スペインでは 0 時の鐘と同時に 12 粒のブドウを食べます。この 12 粒のブドウが1年の12 ヶ月を表し、 全て食べ切れたら一年を幸せに過ごせるという言い伝えがあるためです。 食べるときは、次の年 12 ヶ月間が幸運で あるよう祈って食べるようです。 最近は、年越し用に種無しのブドウや 12 粒入りの缶詰も販売されているんだとか。 DENMARK デンマーク デンマークではお正月に隣の家のドアにお皿を投げつけます。お皿を投げつけられた家は一年を幸福に過ごすことができ、投げつけられるお皿の枚数が多いほど良いんだとか。 IRELAND アイルランド アイルランドでは、お皿ではなく古くなったパンを家の壁に投げつけます。古くなったパンを投げることで、家の中の悪を追い払い福を招くという意味を持ちます。日本でいう節分の豆まきに近しいものですね。さらに新しい年も食糧に恵まれますようにという願掛けでもあるようです ところで!皆さんは知っていますか?~年越しそばを食べる理由~ 年越しそばを年越しに食べるのは江戸時代の中期には定着していた習慣とされています。 細く、長い麺の姿から「長寿を願う」という意味が込められたり、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味があるようです。ちなみに、地域によっても特色があり、「年越しそば」に代わり香川県では「年越しうどん」、沖縄県では「年越し沖縄そば」なんだとか。