比較文化 【和流・韓流・華流】ファッション丸分かりガイド

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ファッション大国の3ヶ国ですが、同じアジアでもファッションにおけるトレンドや流行には差があります!

今回、中国出身のセパルフェスタッフVickyがこの差についてご紹介します!

名前:Vicky
年齢:アラサー
身長/体重:162cm/50~56kg
専攻:ファッションデザイン
前職:某大手アパレルメーカーデザイナー

 Example: White Pants 

さて、早速ですが、どんな差があるのか簡単に紹介をしていきましょう!

日韓中ファッションにおける意識の差が分かりやすいように、1つの共通アイテムをベースに比較します。

例えば同じ白いストレートパンツを取り入れた場合、それぞれどのようなコーディネートになるでしょうか?

Japanese Style
小物をオシャレに取り入れるコンサバファッション

01

全身はふんわりとしたシルエットですが、
シャツを片方だけインすることで
メリハリを出します。

エッジの効いたアースカーラーの小物や
アクセサリーを取り入れて、
オシャレ度もグンとアップ!

カチッとし過ぎず大人かわいい
雰囲気を演出します。

Korean Style
ボディラインが際立つセクシーな辛口スタイル

02

パープルのゆったりシルエットの
シャツの裾をリボンの様に結んで
シャツのシルエットを崩し、
ボディラインを強調!
トップスで肌見せした腰の分を、
ボトムスで引き算!
抜け感をプラスして
クール感のあるセクシーな
シルエットに甘めのパステル
カラーとキレイめのリボンで
女子らしさを上手にアピール。

 

Chinese Style
メリハリのある大人らしいスタイル

03

はっきりとしたシルエットなら
メリハリ感が出るボックスコート!
丈も今っぽいチョイスです。
柔らかい白いストレートパンツを
ベースに赤のかっちりボックス
コートをアクセントに取り入れて、
上品さを感じるコーデに。

秋冬でも明るい雰囲気に大変身!
また、赤のトップスで顔回りも
華やかにみせることが出来ます。
一見シンプルなシルエットでも、
赤を差し色にして華やかに♪

日流・韓流・華流それぞれの代表的なコーデは?

ファッションの流行やトレンドは毎年変わりますが、
韓中は大衆の好みも取り入れつつ、
各国ならではの流行りのコーデを創り出してきました。

それでは、筆者の目線から日韓中の代表なコーデのポイントをまとめてご紹介します

Japanese Style Point

 カラー: 
落ち着いた大人っぽいくすみカラー
 サイズ感: 
体形を隠せるゆるっとしたサイズ
 スタイル: 
レイヤードの多いオールオーバーサイズの
スタイル
 小物: 
シンプルなコーデをオシャレに見せるため、
帽子やアクセントとなるアクセサリーなどを
よく身に付けます。

「自然にオシャレ」のニュアンスをシルエット
で取り入れたスタイル。

オーバーサイズを重ねて着して、
体形がわからないふんわりとしたシルエットが好みのようです

レイヤードアイテムを取り込れることで、
シンプル過ぎる印象を与えないようにすることがポイント。

Korean Style Point

 カラー: 
元気溢れるパステルカラー
 サイズ感: 
ボディラインを強調するようなぴったり
サイズ
 スタイル: 
ストリート感の中に
セクシーな雰囲気の漂うスタイル
 小物: 
帽子や眼鏡、バッグなどをプラスして
ポイントに。

長めのボトムスを取り入れて、
すっきりとしたシルエットが好まれるようです。
ボトムスを引き立てる為に、
トップスにボリューム感のあるアイテムを組み合わせる事が多く、
足をすっきり見せるスキニーは韓国スタイルの定番アイテムとなります。

Chinese Style Point

 カラー: 
映えやすい華やかカラー
 サイズ感: 
体にフィットするジャストサイズ
 スタイル: 
強さと色気を兼ね揃えたメリハリ感のある
スタイル
 小物: 
バッグやアクセサリーは控えめに身に付けます。

全身の縦長ラインを重視しつつ、
機能性とデザイン性を共に求めるのが好みのようです。
はっきりとしたシルエットにメリハリや抜け感を足すことで、
女性ならではの強さを演出します。

また、ボトムスより、
顔回りがキレイに映えるトップスにこだわる傾向もあります。

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