ほうれい線とは
「鼻の両側から唇の両端にかけて
八の字に伸びるシワ」のこと
根本的な原因
ほうれい線の根本的な原因は
肌のたるみです。私たちの顔は表皮（皮膚）・真皮（皮膚）・皮下脂肪（皮下組織）筋肉・骨の5つの層から
成り立っており、たるみの原因は
それぞれの層にあります。
加齢＆紫外線
紫外線対策をせず長年紫外線を浴びると、
コラーゲン・エラスチン・
ヒアルロン酸といった
真皮の成分を作り出す線維芽細胞が萎縮し、
肌のハリと弾力性がなくなります。
肌の乾燥
乾燥によってシワができやすくなります。
ドライフルーツを例に挙げると、
よりイメージしやすいでしょう。
加齢＆ダイエット
加齢や急激な体重の増減による
皮下脂肪の量の減少や
頬の脂肪が重力により下垂することで、
溝がより深くなります。
むくみ
むくみだけでほうれい線ができる
というわけではなく、
余分な水分が溜まってしまうと、
その重さで肌は物理的に
垂れ下がってしまうのです。
頬・口元の筋肉の衰退
皮下脂肪や皮膚を支える筋肉の
減少や衰えによって
上下にひっぱる筋肉のバランスが
崩れてたるみが生じます。
顔の癖
頬杖を付いたり、顔を下に向けて
スマホを長時間使用することで
ほうれい線が目立ちやすくなります。
カルシウム不足
骨を作る成分のカルシウムが不足すると、
骨がもろくなり、骨量が減少するため、
他の4つの層を支えることが
できなくなります。
顔立ち（骨格・歪み・歯並び）
頬骨の位置の高さや、
口元が突出しているなど、
骨格によってほうれい線が
目立ちやすいタイプがあります。
ほうれい線
～ケア＆対策～
長期的に継続することが
ほうれい線撲滅への近道です！
皮膚
（表皮＆真皮）
紫外線によるダメージ
春夏だけではなく、
秋冬もサングラス、UVカットの洋服や
日焼け止めなど有効なグッズを活用し、
紫外線ケアを怠らずに行いましょう！
肌の乾燥
肌の保湿ケアをはじめ化粧水や
乳液などの基礎化粧品で
肌のコンディションを
全般的に整えることが大切です。
皮下組織
ダイエットによる悪影響
過激なダイエットは
脂肪を短期間で落とすため、
身体に様々な障害を招く
リスクがあります。
筋肉量を保ちつつ
健康的な減量方法を行いましょう。
むくみ
塩分やアルコールなどを
控えた食生活を意識しましょう。
また、運動やマッサージで全身の
血行を巡らせることも大切です。
筋肉
頬・口元の筋肉の衰退
筋肉を鍛えるための
口元ストレッチがおすすめです。
ストレッチ1
口を大きく動かしながら
「あ・い・う・え・お」と発声する。
ストレッチ2
上の歯を見せるように
両側の口角を上げて笑う。
ストレッチ3
口を閉じてほうれい線の
裏をなぞるように舌を回す。
顔の癖
姿勢や表情、
嚙みグセを意識して見直しながら、
生活習慣を正していきましょう！
また、スキンケアの正しい塗り方を
学ぶことも大切です！
骨
顔立ち（骨格・歪み・歯並び）
医師へ相談し、整骨や歯列矯正などの
治療を受けることも
視野に入れてもよいかもしれません。
カルシウム不足
カルシウムを含む乳製品を
定期的に摂取することはもちろん、
肌や筋肉をつくる良質なタンパク質や
肌をダメージと老化から守る
ビタミンA・E・Cを
意識的に摂取しましょう。
参考：
※Allergan Aesthetics Beauty /美容知識コラム /【医師監修】ほうれい線の原因は？目立たなくする対策や意外な落とし穴とは？https://www.allerganbeauty.jp/column/laugh-lines/2024年10月24日
※再春館製薬/お肌の悩み/ほうれい線を消す方法はあるの？原因と対策方法を紹介/https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/skin-troubles/erase_nasolabial_fold/2024年10月24日 ※WELEDA/WELEDA’sオーガニックライフ/スキンケア/乳液の正しい使い方・塗り方│塗るタイミングやポイントも徹底解説/https://www.weleda.jp/column/organiclife/skincare/127/2024年10月24日