知っておきたい!ナイアシンアミドQ&A |スキンケアの疑問をまるっと解消

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ナイアシンアミドは、ビタミンB3の一種で「ニコチンアミド」とも呼ばれます。これに対して「ナイアシン」は、ビタミンB3のもう一つの形(ニコチン酸)を指します。

化粧品に配合されるのは主にナイアシンアミドで、

シミ・くすみの予防
・乾燥による毛穴・シワを予防

といったマルチな働きを持っています。

一方でナイアシン(ニコチン酸)は、皮膚の血行を促進する作用が強く、赤みやほてり(ナイアシンフラッシュ)を引き起こす可能性があるため、スキンケアではあまり使用されません。

Q:ナイアシンアミドは敏感肌でも使えますか?

敏感肌でも基本的に使用OKとされているのがナイアシンアミドの大きな特徴。刺激性が低く、乾燥・脂性・混合・年齢肌など、さまざまな肌タイプに対応できる成分です。
ただし、高濃度(15%以上)になると、ごく稀にヒリつきや赤みを感じる人もいます。
初めて使う場合や、肌が不安定な時期には、まず3〜10%程度のアイテムから始めるのがおすすめです。

Q:朝と夜、いつ使うのが効果的?

ナイアシンアミドは朝・夜どちらのスキンケアルーティンにも使えます。

朝使う場合は、ビタミンCとの併用もおすすめ。肌の透明感アップが期待できます。

Q:他のスキンケア成分と一緒に使っても大丈夫?

◎相性の良い成分
・ビタミンC誘導体:肌の透明感アップに◎
・ヒアルロン酸:保湿効果の相乗効果が期待できる
・セラミド:肌のうるおいを保つ
・レチノール(低濃度):年齢に応じたエイジングケアの心強いパートナー

△注意したい組み合わせ
レチノール(高濃度)・AHA(ピーリング成分)など刺激が強いものとは、肌の様子を見ながら併用しましょう。刺激を感じたら時間を空けて使うか、片方に絞るのがベターです。

Q:ナイアシンアミドの濃度ってどう選べばいい?

ナイアシンアミドは、濃度によって期待できる効果の強さが変わります。

3~5%:初心者・敏感肌におすすめ。バリア機能や保湿サポートが主な目的
5~10%:毛穴・皮脂・角質によるくすみへのアプローチに
10%以上:本格的なエイジングケアや美白※対策におすすめ。
 (※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ)

弊社の「Waterless Lifty Serum」はナイアシンアミド10%配合。さらに7種の発酵液をベースとした有用成分90%以上のウォーターレス処方で、濃度と実感を両立しています。

まとめ

ナイアシンアミドは、年齢・肌質を問わず取り入れやすいマルチ成分。
 毛穴ケア、美白、ハリ不足といった多くの悩みにアプローチしてくれる優れた美容成分です。

とはいえ、濃度や併用する成分によっては合わないケースもあるので、自分の肌状態を見ながら選ぶことが大切です。

スキンケア選びでお悩みの方は、ぜひ“成分”にも注目してみてくださいね!

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